取扱い上の注意
ケーブルチェーンを安全にお使いいただくための注意事項
- タイヤチェーンを装着していても、周りの状況に注意して車間距離を十分にあけて走行してください。
- 購入する際、必ず装着するタイヤとチェーンサイズが合っていることを確認してください。
- 装着は必ず駆動輪に行ってください。
- 装着時、ケーブルチェーンは必ず 50km/h以下で走行してください。スピードの出し過ぎはタイヤ トレッド部・サイド部がチェーンの回転によりこすれる恐れがあります。
- 急発進、急加速、急ブレーキ、急ハンドル、空回りは絶対におやめください。チェーン損傷の原因となります。
- チェーン装着後、10~30m走行後に必ず増し締めしてください。増し締めが不十分な場合、走行中外れたり十分に性能を発揮しない恐れがあります。
Zチェーンをご使用される方へ
- ゴムバンドが 7 個のサイドフックにかけられ、しっかりとサイドフック内部に固定されているか確認してください。
- 10~30m走行後、ゆるみがないか確認してください。
- 装着時は必ず 50km/h以下で走行してください。
DB・K・KAチェーンをご使用される方へ
- チェーンがねじれていないか確認の上、タイヤに装着してください。ねじれたままですと、装着できない場合やクロス早期切れの原因となります。
- 10~30m走行後、必ず増し締めしてください。
- クロスの摩耗が著しく激しい場合には、早めに交換してください。
- 雪のない道での走行は、クロスの切断をまねくだけではなく、タイヤトレッドのヶずれやサイド部 の損傷が生じる場合があります。路面が乾いている状態ではすぐに外してください。
- このチェーンはタイヤへの装着後、ゴムバンドを使用する代わりに外側サイドにあるカムロックを全箇所締めます。チェーンにねじれがないか確認の上、正しく装着してください。
- カムロックを全箇所締めてもゆるみが生じる場合には、チェーンとタイヤサイズが合っているかご確認ください。
- 装着時は必ず30km/h以下で走行してください。
SSチェーンをご使用される方へ
- チェーンがねじれていないか確認の上、タイヤに装着してください。ねじれたまま走行するとタイヤ損傷の原因やチェーン本体へのダメージが生じる恐れがあります。
- クロスメンバーバネに亀裂が発生していないか定期的に確認してください。発生がみられた場合には直ちに交換してください。
- 装着時は必ず50km/h以下で走行してください。
警告
- チェーンを雪道以外で使用したり、滑り止め装置以外の目的に使用することは絶対にお止めください。
- クロスメンバー以外のパーツは変形しやすいので、着脱時に踏まないようご注意ください。
- 縁石やわだちなどで、タイヤサイド部やサイドケーブルを擦らないようご注意ください。
- 登坂走行中、路面状況や道路状況により、急勾配での途中発進において駆動力が弱くなる場合があります。その際には周囲を十分に注意して平坦な道に戻り、チェーンがゆるんでいないかを確認してから走行してください。
クロス交換の目安
- ケーブルチェーンは使用頻度により摩耗度に違いが生じますが、スプリングの数量が減ったり、割れが随所にみられる場合には速やかにクロスを交換してください。
- DB・K・KAのクロスは、新品時より半分近くまで摩耗がみられる場合には速やかにクロスを交換してください。
チェーン装着の適合について
- 車にチェーンを装着した際、キーホール式はクロスの根元から数えて25箇所目、ラッチ式は35箇所目で留まっていれば、許容範囲です。
- 走行中に異常音を感じたときは、まず安全な場所に停車し、タイヤ周りやチェーンの装着状態、クロスが切れていないかを確認してください。
注意事項・免責事項
- 使用方法及び装着の誤りにより損傷、またはこれに伴う事故等については、一切の補償を致しかねますので、ご使用になる前に予め商品に添付の取扱説明書をよくお読みください。
- 装着時は、前後左右のスペースを十分に確保し 、必ず着脱場等安全なエリアでの作業をお願いします。
- タイヤサイズ表は新品タイヤに装着したものであり、同サイズであっても品番、摩耗度により必ずしも適合するものではありません。ご使用前にテスト装着をしてください。
- 商品の色は、撮影状況や印刷の刷り上がりにより実際の物と異なって見える場合がございます。予めご了承ください。